宮島ビールSTORY

 

 私、株式会社宮島ビールCEO 有本茂樹は、宮島の老舗旅館の20代目として育てられましたが、19代目他界後は老舗旅館を受け継ぐことなく廃業し、跡地を駐車場にして、自身はサラリーマン生活の道を選びました。

 

 ところが、2009年勤務していた外資系金融機関において深く関わっていた商品の「日本撤退」が決定し、退職勧奨を受けることに…。 

その後、積年の懸案事項であった駐車場の有効活用検討のため帰省、そこで目の当たりにしたのは、消費不況のあおりを受けて元気を失いつつある故郷のさまざまなお店の方々でした。これを機に一念発起。生まれ育った故郷に拠点を戻し、新名物をプロデュースして地域の活性化に繋げたいという熱い思いを胸に起業いたしました。

 

 なお、最終的な決断のきっかけになったは母の言葉でした。 

母「あんたは、なんで有本ゆうんか知っとるんね?」

私「知らんよ。」

母「有之浦の本家ゆう意味なんと。昔、お爺ちゃんから聞いたんよ。」

私「ほんと?」

 

 これから先の人生を宮島の発展に尽くすことを決めた時でした。微力ながらも故郷・宮島に恩返しをしたいと志を立てました。

 

 手作りのビールの美味しさに気づいたのは、サンフランシスコの「アンカーリバティエール」。こんなに美味しいビールがあったのかと感動しました。多少高くても心のこもったビールを飲みたいと、その後は機会を見つけては、クラフトビールを愛飲してきました。

 

 第1弾の味は、製造者である新潟麦酒さんへ2回足を運んだうえで、10を超える試作品、ならびに3ヶ月を超える時間を要して固まりました。テイスティングについては、東京、広島、宮島島内で300人を超える方々にご参加頂きました。ご協力頂いた皆様に心より御礼申し上げます。今後も数多くのお客様にご満足していただけるビールをプロデュースしてまいります。末永くごひいきのほど宜しく申し上げます。

                        2010.3.19